claviarea 1 コンテンポラリー・ピアニズム/中村和枝リサイタル


コンテンポラリー・ピアニズム/中村和枝リサイタル (第10回葉山芸術祭参加企画)

場所は湘南の閑静な住宅地、葉山にある修道院の古い洋館。かつては宮家の別邸でもあり、近代日本の伝統と文化教養を見守ってきたこの由緒ある建物に、新しい音楽を投入したらどうなるか?しかもプログラムは妥協のないコアなコンテンポラリー。古い場所に新しい音楽をコンフリクトさせることを想像するのはなかなかワクワクするものです。鎌倉、逗子、葉山と連なる東湘南エリアは、かつては文化人が多く集まる地域でした。東京から程良く離れているにも関わらず、文化の先端を吸収しようとしてきた伝統があります。しかしこと音楽に関しては、なぜか今までは現代の音楽が入り込む余地はなく、その意味では意外にも音楽的に立ち後れた地でした。しかしclaviareaは、この地域の文化的な伝統を鑑みると、先進の音楽を受け入れる素地はあると考えます。これは基本的に今まで都市部に限定されてきた、妥協のない現代音楽の現場をそれ以外に拡げようとする試みです。そしてそれは、聴き手に「幅広い音の聴き方」を知ってほしいというclaviareaの望みでもあります。

●インフォメーション
●交通のご案内

■演奏:中村和枝(ピアノ)
■企画:山本裕之(作曲家)
■制作アシスタント:松澤利親

■場所:旧東伏見宮別邸(イエズス孝女会修道院)/神奈川県三浦郡葉山町堀内1968
■日時:2002年4月28日(日)開演17:00(開場16:30)n■入場料:1500円(お茶付き)

■プログラム:nカールハインツ・シュトックハウゼン/ピアノ曲V
松平頼暁/ゼノクリスト(初演)
ルチアーノ・ベリオ/ラウンズ
清水祥平/アクア・ペルマネンス(委嘱新作・初演)
山本裕之/月の役割n近藤讓/ヨーロッパ人
松平頼暁/密度(初演)
クロード・ラナース/アルバ