claviarea 4 コンテンポラリー・ピアニズム/中村和枝リサイタル

claviarea 4 コンテンポラリー・ピアニズム/中村和枝リサイタル

閑静な葉山の町の一角にある古い洋館。昨年に引き続き中村和枝が、この歴史ある場所で今年も新しい音楽を響かせる――湘南で同時代の音楽を受容する試みとして始まったこの葉山芸術祭参加企画、今年は横須賀の若手・石渡玲玲と、日本ではあまり聴ける機会のないヨーロッパの中堅作曲家ジェルヴァゾーニとポゼを含む斬新なプログラムでリサイタルを行います。昨年は会場である洋館の一部屋にリスナーが溢れんばかりの盛況となりました。天候にもよりますが今年も同様の状況が予想されますので、チケット販売開始後の様子によっては当日券の販売は控えさせていただくかも知れませんので、ご了承ください。なお今回はコンサート終了後にお茶をお出しし、演奏家や作曲家との簡単な語らいの場としたいと思います。

■演奏:中村和枝(ピアノ)
■企画:山本裕之(作曲家)
■制作アシスタント:松澤利親

■場所:旧東伏見宮別邸(イエズス孝女会修道院)/神奈川県三浦郡葉山町堀内1968
■日時:2003年4月29日(火・祝)開演17:00(開場16:30)
■入場料:1500円(お茶付き)

■プログラム:
南聡/ジグザグバッハ
石渡玲玲/ひらいた ひらいた(委嘱初演)
西村朗/星の鏡
アントニオ・デ・カベソン=山本裕之/騎士の歌によるディファレンシアス(初演)
ハインツ・ホリガー/エリス
ステファノ・ジェルヴァゾーニ/脱習慣の試み
ブリス・ポゼ/三つのカノン(日本初演)